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午後 15:00~18:00 (17:40 最終受付)
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いびき・無呼吸外来
(睡眠時無呼吸症候群)

睡眠が浅い・眠れない

寝ても疲れが取れない、日中ずっと眠い
それ、睡眠時無呼吸症候群かもしれません

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は自覚しにくい病気です。放置すると高血圧・糖尿病・心筋梗塞などのリスクが高まります。気になる症状がある方は、まずご相談ください。

こんな症状、思い当たりませんか?

  • いびきをよくかく
  • 寝ている間に呼吸が止まると指摘された
  • 朝起きても疲れが取れない
  • 日中に強い眠気を感じる
  • 仕事中・会議中についうとうとする
  • 運転中に眠気がある
  • 集中力・記憶力の低下を感じる
  • 高血圧・糖尿病などの生活習慣病がある
⚠️ ひとつでも当てはまったら要注意! まずはご相談ください
当院では、自宅でできる睡眠時無呼吸の検査を実施しています。
入院不要・機器を自宅に送付・いつも通り眠るだけ。検査は1泊(1回)で完了します。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)は、眠っている間に呼吸が何度も止まったり(無呼吸)、浅くなる(低呼吸)を繰り返す病気です。自分では気づきにくく、家族にいびきや無呼吸を指摘されて受診するケースが多いのが特徴です。

睡眠が浅くなることで、日中の強い眠気・集中力低下・慢性疲労が生じます。さらに放置すると、高血圧・糖尿病・心筋梗塞・脳卒中といった生活習慣病のリスクが高まることが知られています。

SASの原因(病態)

SAS の約9割は閉塞型(OSA)で、上気道(のど)が物理的に狭くなることで起きます。主な原因は以下のとおりです。

閉塞型(OSA)の主な原因

  • 首・のどへの脂肪沈着(肥満)
  • 扁桃腺の肥大
  • 舌根(舌の付け根)の沈下による閉塞
  • 口蓋垂の沈下による閉塞
  • 喫煙・炎症による鼻腔・上気道の狭窄
  • 鼻中隔弯曲症・小顎症(あごが小さい)

残りの数%は中枢性(CSA)で、呼吸指令が脳から出なくなることで起きます。様々な基礎疾患が原因となるため、別途原因検索が必要です。

検査の流れ(すべて自宅でできます)

SAS の程度を評価する指標が AHI(無呼吸低呼吸指数)です。睡眠1時間あたりの無呼吸+低呼吸の合計回数で重症度を判定します。当院では2種類の検査(簡易検査・精密検査)をいずれも自宅で受けられる体制を整えています。

  1. 1
    受診・問診(当院) いびきの有無・熟眠感・日中の眠気などを医師がお聞きします。診察後、検査の申し込みを行います。
  2. 2
    検査機器の配送・受け取り(自宅) 検査委託会社から機器が自宅に届きます。配送日はご都合に合わせて調整できます。
  3. 3
    自宅で検査(1泊) 同封の説明書に従って機器を装着し、いつも通り眠るだけ。検査は1晩で完了します。
  4. 4
    機器の返送 翌朝、同封の返送方法に従ってなるべく早めに返送してください。返送後、解析が始まります(目安:1〜2週間)。
  5. 5
    結果説明・治療提案(当院) 解析結果をもとに医師が説明します。必要に応じて追加検査や CPAP 療法などの治療をご提案します。
    ※結果が出た時点で電話等での事前連絡も可能です。申し込み時にご相談ください。
重症度の分類と治療方針
重症度 AHI(1時間あたり) 主な治療方針
軽症 5 ≦ AHI < 15 生活習慣指導(減量・禁酒・禁煙・体位指導など)
中等症 15 ≦ AHI < 30 生活習慣指導 + 状況に応じてCPAP・マウスピース検討
重症 AHI ≧ 30(特に40以上) CPAP療法(保険適用)が第一選択

生活習慣指導(軽症〜中等症)

肥満・飲酒・喫煙・睡眠姿勢が SAS を悪化させる主な要因です。以下の改善が有効です。

  • 減量:首・のど周りの脂肪を減らすことで気道が広がります
  • 禁酒(就寝前):アルコールは上気道の筋肉を弛緩させ、無呼吸を悪化させます
  • 禁煙:気道の炎症・浮腫を軽減します
  • 側臥位(横向き)で寝る:舌根の沈下を防ぎ無呼吸を軽減します

原因によっては、耳鼻咽喉科での手術が有効なケースもあります。

CPAP(シーパップ)療法について
CPAP装着で安眠するイラスト
CPAPを使用して安眠

CPAP(Continuous Positive Airway Pressure:持続陽圧呼吸療法)とは、就寝中に鼻または口鼻マスクを介して一定の圧力で空気を送り込み、気道を広げ続ける治療法です。

睡眠中の無呼吸・低呼吸を防ぐことで睡眠の質が大幅に改善し、日中の眠気・疲労感の軽減、高血圧・心血管疾患リスクの低下が期待できます。

「マスクが苦しそう」と感じる方も多いですが、使い続けるうちに慣れ、熟睡できるようになる方がほとんどです。当院副院長本人も CPAP 治療を受けており、使用感を含めた具体的なご説明が可能です。

CPAP機器とマスクの実物写真
CPAP本体とマスク(実物)

CPAP の費用(保険診療)

月額費用の目安

約 4,000円/月(3割負担の場合)

CPAP機器は当院からの貸し出しとなります。保険適用を維持するには原則月1回の受診が必要です(多くの方は2か月に1回)。3か月を超えて受診がない場合は超過分が全額自費となります。

対応メーカー

帝人ファーマ フィリップス(PHILIPS) フクダ電子 小池メディカル Zone

⚠️ 他院で CPAP 治療中の方へ

転居等により当院での継続治療をご希望の場合は、紹介状(診療情報提供書)をお持ちのうえご受診ください。

よくあるQ&A

検査について

Q検査は入院が必要ですか?
いいえ。当院では自宅で行える検査を実施しています。機器が自宅に届いたら、いつも通りに寝るだけで検査は完了します(1泊)。入院・通院の追加手間はありません。
Q検査費用はどのくらいですか?
保険診療で受けられます(3割負担の場合、検査費用は数千円程度が目安です)。診察料が別途かかります。詳細は受診時にご確認ください。
Qいびきはあるが眠気はあまりない。それでも検査が必要ですか?
はい、検査をお勧めします。SAS は眠気がなくても無呼吸を繰り返している場合があります。高血圧・糖尿病・肥満気味の方は特にリスクが高く、無自覚のまま進行するケースも多くあります。

CPAP について

QCPAP は苦しくないですか?慣れますか?
最初は違和感を感じる方もいますが、ほとんどの方は数日〜数週間で慣れます。当院副院長自身も CPAP を使用しており、「やると楽になる」という実感を持っています。マスクの種類や圧力設定を調整することで快適に使えるようになります。
QCPAP を使いたくない場合、他の治療法はありますか?
軽症〜中等症であれば、減量・禁酒・側臥位(横向き)で寝る・禁煙などの生活習慣改善で改善することがあります。また、歯科でのマウスピース(口腔内装置)も選択肢のひとつです。原因によっては耳鼻咽喉科での手術が有効なケースもあります。
QCPAP を使えば毎日受診が必要ですか?
いいえ。多くの方は2か月に1回程度のご受診です。ただし保険適用の維持には3か月以内の受診が必要です。3か月を超えると超過分が全額自費となりますのでご注意ください。
Q運転免許の更新・職業上の問題はありますか?
重症のSASで適切な治療を受けていない場合、居眠り運転などのリスクがあります。CPAP 治療を適切に行うことで日中の眠気が改善され、安全な運転が可能になります。運転を業務とされている方はお早めにご相談ください。

「もしかしたら…」と思ったら、まずはお気軽にご相談ください。自宅検査なので通院回数も最小限です。

【記事監修】

副院長 塩崎正嗣

副院長

塩崎 正嗣

東京慈恵会医科大学医学部卒・同大学院博士課程修了

東京慈恵会医科大学附属病院(糖尿病・内分泌・代謝内科、感染制御部、総合診療科)、大手航空会社常勤産業医などを経て、現職。総合内科専門の見地から地域診療に幅広く関わるほか、予防医学・感染症治療・小児科診療・漢方治療にも意欲的に取り組む。

副院長自身も CPAP 治療を受けており、「使い始めはやや違和感があっても、続けるうちに確実に楽になります」と実感しています。使用感や機器の選択など、患者さんの目線でご説明できます。気になる方はどうぞお気軽にご相談ください。

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