〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-7-5 青山セブンハイツビル2F
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【医師解説】RSウイルス感染症とは?
妊婦さんのワクチン接種は必要?
アブリスボ®はRSウイルスのワクチンで、妊娠28週~36週6日の妊婦の方に打つことで母子免疫を高めるワクチンです。当院でも販売当初から地域の多くの妊婦さんに接種してきましたが、なんと2026年4月から国の事業として、無料での接種が可能になりました。
当院では渋谷区及び23区の居住の方が対象となります。
当院も勿論、4月から補助事業に参加いたします!!
ワクチンの詳細と併せて、RSウイルス感染症について医師の視点から解説いたします。
RSウイルス感染症は、RSウイルスの感染によって引き起こされる呼吸器感染症です。
2歳までにほぼすべての乳幼児が感染するとされており、初感染の場合、発熱、鼻汁、咳などの症状が出現し、うち約20~30%で細気管支炎や肺炎などの症状が出現するとされます。
初回感染時には、より重症化しやすいといわれており、特に生後6ヶ月未満で感染した場合には、細気管支炎や肺炎など重症化することがあります。
近年の研究結果によると、RSウイルスに感染した2歳未満の乳幼児のうち25%が入院しており、入院した2歳未満のうち、6カ月未満の割合が40%を占めているなど、近年予防が重要と考えられ注目されています。
また、最近では高齢者の重症肺炎の原因としても知られてきており、高齢者用のRSウイルス予防も注目されています。
昔は冬に流行すると考えられていましたが、最近の研究では、初夏や夏から流行が始まり、徐々に増えてきていることがわかっています。
流行のピークは初冬~春となります。適切な時期に打つことで、新生児の免疫が流行に合わせてつくことが期待できます。
【RSウイルス感染症の治療は?】
対症療法が中心で、インフルエンザのタミフル®などのような特効薬はありません。
重症化の場合は、入院で集中管理となります。
そのため、重症化しやすい6か月未満の子にとって、母子免疫を介したワクチン予防が重要
と近年注目されています。
【ワクチンの種類は?】
現時点で、2種類のワクチンがあります。
妊婦に対象となっているのは、前述のアブリスボ®です。
当院は販売当初から渋谷表参道エリアで積極的に接種を実施しています。
◎アブリスボ®
不活化ワクチン
接種対象:妊娠28週~36週6日までの妊娠女性
費用:30,000円(税込み)⇒無料*
*2026年4月以降、接種券対象者のみ
アブリスボは高齢者にも適応がありますが、こちらは現時点で補助事業はないため全額自費となります。
◎アレックスビー®
不活化ワクチン
接種対象:50歳以上
費用:26,000円(税込)
こちらは50歳以上のハイリスク疾患がある方、60歳以上が対象です。
妊婦さんへの適応はありません。
【アブリスボ®の補助を受けるには?】
各自治体に妊娠届を出している方が対象です。二人目以降の妊娠の場合も定期接種事業の補助対象となります。
当院は渋谷区にありますが、渋谷区以外の23区内在住の方については、発行された予診票を持参頂ければ渋谷区外でも接種可能です。
23区外・県外については補助対象外となります。ご了承ください。
詳しくはお住いの自治体にご確認ください。
渋谷区における補助対象者は、渋谷区に妊娠届を提出された方となります。
①2026年3月31日までに妊娠届を提出した方
⇒対象となる方へ、個別に予診票が渋谷区から送付される予定です。
二人目以降の妊娠の場合でも、同様に対応となります。
②2026年4月1日以降に妊娠届を提出する方
妊娠届提出時に渋谷区の窓口で渡される「母と子の保健バッグ」に同封される予定です。
再発行は電子申請・電話・来庁で対応されるようです。
詳しくは渋谷区ホームページをご参照ください。☞リンク
注:
接種後14日以内に出生した乳児における有効性は確立していません。
そのため、予定日の14日前以降に接種を行う場合は十分な注意が必要ですので、予定出産の場合、産院とよくご相談ください。
【アブリスボが接種できない場合は?】
①妊娠高血圧症候群の発症リスクなどが高い場合
⇒母体の状態次第のため、接種可能か産科かかりつけの医師とご相談ください。
②37週0日以降の場合
37週0日以降の接種は補助対象外(全額自費)となります。
通常接種対象外となりますが、産科かかりつけ医の指示次第では接種できる場合があります。
まずはかかりつけ医へご相談ください。
【ワクチンの副作用は?】
主な副反応(発現頻度10%以上)として、
接種部位の痛み(43.8%)、頭痛、筋肉痛、倦怠感
が報告されています。
10%以下の副反応としては、紅斑、腫脹、嘔吐、38℃以上の発熱などが報告されています。
電話、LINE予約、ネット予約が可能です。
LINE、ネット予約は4営業日前からの予約となります。
お急ぎの場合は電話でご相談下さい。
*最速で翌営業日の接種が可能です。
【記事監修】
副院長 塩崎 正嗣
東京慈恵会医科大学医学部卒・同医学科大学院博士課程修了
東京慈恵会医科大学附属病院 糖尿病・内分泌・代謝内科、感染制御部、総合内科、大手航空会社常勤産業医などを経て、現職。
総合内科専門の見地から地域診療に幅広くかかわるほか、予防医学や感染症治療、小児科診療、漢方治療などにも意欲的に関わる。
2児の父で子育てにも積極的に参加中。最近犬の散歩が加わった。
こどもの頃の夢:まちのみんなのおいしゃさん
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