〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-7-5 青山セブンハイツビル2F
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ウゴービ®・ゼップバウンド®は肥満症(高度肥満症)の保険適応がありますが、保険診療には厚生労働省が定める非常に厳格な施設基準(肥満症の総合管理体制・多職種連携・登録医療機関要件・継続管理体制など)が定められており、当院では現在、保険診療での処方は行っておりません。
当院では、肥満治療をより幅広い方々にご提供する観点から、糖尿病専門医・肥満症専門医による診察・指導のもと、自由診療として処方しております。糖尿病合併症のある方など、保険診療での治療が望ましい場合は、専門医療機関へのご紹介も可能です。
また、マンジャロ®・リベルサス®は2型糖尿病が保険適応薬剤です。当院では糖尿病の診断がある方には保険診療として処方しています。糖尿病治療目的の方は 糖尿病・代謝内科ページ をご参照ください。本ページの記載はすべて糖尿病合併のない方に対する、自由診療としての肥満症治療目的の処方に関するものです。
ウゴービ®・ゼップバウンド®はもともとBMI 35以上、またはBMI 27以上で高血圧・糖尿病・脂質異常症のいずれかがある方を主な対象として開発された薬剤です。当院では肥満症専門医の診察のうえで適応を総合的に判断します。上記に当てはまらない方もまずはご相談ください。
ウゴービ®(セマグルチド)
GLP-1受容体作動薬 / 週1回 皮下注射 / 肥満症治療薬として厚労省承認
食欲を抑え、満腹感を高め、胃排出を遅延させることで持続的な減量効果をもたらします。米国FDAおよび厚生労働省より肥満症治療薬として承認されており、国際的な大規模臨床試験(STEP試験)で有効性が示されています。
ウゴービ2.4mgを週1回投与した群では、プラセボ群(−2.4%)に対し平均−14.9%の体重減少を達成し、エネルギー摂取量がプラセボ比で約35%低下したことも確認されています。初回投与時から−2〜3kgの減少を実感する方が多いです。
▲ 68週後の体重減少率:ウゴービ群 −14.9% vs プラセボ群 −2.4%(STEP1試験)タップ・クリックで拡大
▲ 5%以上の体重減少を達成した患者の割合(国内第III相試験)タップ・クリックで拡大
▲ 食欲抑制効果(空腹感の低下・満腹感の増大)タップ・クリックで拡大
▲ エネルギー摂取量:ウゴービ2.4mg群はプラセボ比で35%低下タップ・クリックで拡大 ウゴービ®(セマグルチド)は肥満症治療薬としての承認に加え、肝硬変を伴わないMASH(代謝性脂肪肝炎)への適応を取得しました。MASHはかつてNASH(非アルコール性脂肪肝炎)と呼ばれていた疾患で、肥満・インスリン抵抗性を背景に肝臓に炎症・線維化が生じる病態です。セマグルチドは体重減少に加えて肝臓への直接的な抗炎症・抗線維化作用も報告されており、脂肪肝・MASHを背景に体重管理を希望される方にとっても有効な選択肢となります。
なお、MASH適応での保険診療は糖尿病と同様の厳格な施設基準が必要なため、当院では自費診療でのご提供となります。
マンジャロ®/ゼップバウンド®(チルゼパチド)
GLP-1 + GIP デュアル受容体作動薬 / 週1回 皮下注射 / いずれもチルゼパチド製剤
GLP-1に加えてGIP(グルコース依存性インスリン分泌ポリペプチド)受容体にも作用するデュアルアゴニストです。GLP-1のみに作用するウゴービと比べ、より強い食欲抑制・減量効果が報告されています。
体重減少に加え、HbA1c・高血圧・脂質異常症の有意な改善も同試験・メタ解析で確認されています。GIP受容体への作用がGLP-1単独では得られない代謝改善をもたらすとされています。
*対象の多くはBMI30以上の高度肥満(アジア人は少数)のため、結果が日本人にすべて同様に適用できるわけではありません。
どれを選ぶかは、初診時に医師が体重・既往歴・生活習慣・ご希望を伺いながらご相談します。迷われている方はまずご相談ください。
| 比較項目 | ウゴービ® | ゼップバウンド® | マンジャロ® |
|---|---|---|---|
| 有効成分 | セマグルチド | チルゼパチド | チルゼパチド |
| 作用機序 | GLP-1受容体作動 | GLP-1 + GIP デュアル | GLP-1 + GIP デュアル |
| 保険適応 | 肥満症 | 肥満症 | 2型糖尿病 |
| 当院での扱い | 自由診療 (肥満症治療) | 自由診療 (肥満症治療) | 自由診療 (肥満症治療) または保険診療 (糖尿病治療) |
| 投与方法 | 週1回 皮下注射 | 週1回 皮下注射 | 週1回 皮下注射 |
| 用量ステップ | 0.25→0.5→1.0→ 1.7→2.4mg | 2.5→5→7.5→ 10→15mg | 2.5→5→7.5→ 10→15mg |
| 減量効果 (試験データ) | −13〜15%(68週) | −15〜20%(72週、用量依存) *同一成分のため同等 | |
*どちらも正規品(国内販売代理店経由の医薬品卸)を使用しています。
初回診察・カウンセリング
食習慣・生活環境・ダイエット歴などを問診し、身長・体重測定(BMI算出)を行います。必要に応じて血液検査を実施します。他院・健診の検査結果があればご持参ください。
説明・初回処方(初診当日)
治療適応と判断された場合、作用・副作用・効果の出方/自己注射の方法/廃棄・保管方法をご説明し処方します。初回は必ず初期用量から。処方は2本(2週分)または4本(4週分)単位です。
再診・増量の検討(原則1か月後〜)
体重・体組成の確認、副作用・体調のヒアリング、必要時の血液検査を行います。増量は1段階ずつ慎重に進めます。
継続・減量・治療終了へ(治療期間の目安:半年〜2年程度)
効果が安定したら、食事・運動習慣の定着と並行しながら徐々に薬の量を減らし、最終的な終了を目指します。急な中断はリバウンドの原因になるため、やめ方も医師と相談しながら計画的に進めます。
最も多く報告されている副作用は消化器症状です。投与開始直後や増量のタイミングで起きやすいですが、継続により多くの方で自然に改善します。重篤な副作用は非常にまれです。
*消化器症状は投与開始初期・増量タイミングで出やすく、多くの場合継続で改善します。症状が強い場合は増量を遅らせるなど対応します。
| 副作用 | 症状・対応 |
|---|---|
| 低血糖 | 冷や汗・動悸・ふるえ・めまい・脱力感など。他の血糖降下薬との併用時に注意。 |
| 急性膵炎 | 激しい上腹部痛・背中の痛み・嘔吐。症状が出た場合はすぐにご連絡ください。 |
| 胆のう炎・胆石 | 黄疸・上腹部痛・発熱。急激な体重減少でリスクが高まることがあります。 |
カウンセリングのうえで治療適応があると判断された場合に処方を行います。処方の前に、作用機序・副作用・効果の出方・自己注射の方法について丁寧にご説明します。
*初回は必ず初期用量からの処方となります。処方単位は2本(2週分)または4本(4週分)です。下記は税込価格です。
| 用量(週1回) | 4本(4週分) |
|---|---|
| 2.5mg(初期) | 17,600円 |
| 5.0mg | 27,000円 |
| 7.5mg | 40,000円 |
| 10.0mg | 55,000円 |
| 12.5mg以上 | お問い合わせください |
*2週分での処方も可能です(受診時にご相談ください)。*他院で高用量治療中の方は事前にLINEよりご相談ください。
| 用量(週1回) | 4本(4週分) |
|---|---|
| 2.5mg(初期) | 26,000円 |
| 5.0mg | 38,000円 |
| 7.5mg | 52,000円 |
| 10.0mg以上 | お問い合わせください |
*ゼップバウンド®はマンジャロ®と同成分(チルゼパチド)の肥満症治療薬として承認された薬剤です。薬価が異なるため、当院での自費価格もマンジャロ®と異なります。*2週分での処方も可能です(受診時にご相談ください)。
| 用量(週1回) | 4本(4週分) |
|---|---|
| 0.25mg(初期) | 16,000円 |
| 0.5mg | 26,000円 |
| 1.0mg | 38,000円 |
| 1.7mg | 48,000円 |
| 2.4mg | 60,000円 |
*2週分での処方も可能です(受診時にご相談ください)。*他院で高用量治療中の方は事前にLINEよりご相談ください。
注射が苦手な方向けの経口GLP-1製剤です。ウゴービと同成分(セマグルチド)の飲み薬で、毎日1錠を起床後に服用します。30錠(約1か月分)単位での処方となります。
| 用量(1日1錠) | 30錠(約1か月分) |
|---|---|
| リベルサス 3mg(初期) | 4,500円 |
| リベルサス 7mg | 14,000円 |
| リベルサス 14mg | 17,500円 |
*起床後すぐ、水少量(120mL以下)で服用してください。服用後30分は飲食・他薬を避けてください。注射薬と比べ効果は緩やかな場合があります。
| 項目 | 料金(税込) |
|---|---|
| 初診料 | 3,000円 |
| 再診料 | 1,500円 |
| 血液検査料 | 5,000円(必要時のみ) |
*上記いずれも血液検査が必要な場合は別途+5,000円。*2回目以降は再診料1,500円+薬剤代となります。
*2回目以降:再診料1,500円+薬剤代。増量後は薬剤費が変わります。*治療期間の目安は半年〜2年程度。急な中断はリバウンドの原因となるため、やめ方も医師と相談しながら計画的に進めます。
A. 当院では、肥満症治療のGLP-1製剤はすべて自由診療(全額自費)でのご提供となります。
ウゴービ®・ゼップバウンド®は肥満症の保険適応薬剤ですが、保険診療には厚生労働省が定める非常に厳格な施設基準(肥満症の総合管理体制・多職種連携・登録医療機関要件など)が定められており、当院ではこの施設基準を満たしていないため、保険診療での処方は行っておりません。
なお、マンジャロ®・リベルサス®は2型糖尿病が保険適応です。糖尿病の診断がある方には保険診療として処方しています(糖尿病・代謝内科ページをご参照ください)。本ページの料金はすべて糖尿病合併のない方への自費診療での価格です。
A. 2型糖尿病をお持ちの方には、保険診療として2型糖尿病治療目的でマンジャロ®・リベルサス®・オゼンピック®などのGLP-1製剤を処方することが可能です。これらの薬剤は血糖管理と体重コントロールを同時に達成できる特徴があります。
ただし、肥満症治療を目的としたウゴービ®・ゼップバウンド®の保険診療は、当院では施設基準上対応していません。糖尿病をお持ちで体重も気になる方は、糖尿病・代謝内科ページ をご参照ください。
A. どれも週1回の皮下注射ですが、成分・作用機序が異なります。
副作用の出方や体質との相性には個人差があります。初診時に医師とご相談のうえ選択します。
A. 個人差がありますが、半年〜2年程度という方が多いです。効果が安定した後、食事・運動習慣の定着を確認しながら段階的に薬の量を減らし、最終的な治療終了を目指します。
終了のタイミングも医師と相談しながら計画的に進めます。急な中断はリバウンドの原因になるためご注意ください。
A. 効果には個人差がありますが、初期用量でも2〜3kgの減量効果が出る方が多いです。食事・運動療法を併せて行うことで、投与初期から大きい効果を実感できる方もいらっしゃいます。
A. GLP-1注射薬は週1回、ペン型の注射器で腹部などに投与します。針は非常に細く短いため、ほとんど痛みはありません。また針は外側から見えない構造で、注射後は注射器内に収納されます。初診時にデモ機で実演・説明しますので、不安な方もご安心ください。
A. 導入初期・増量時に胃腸症状(吐き気・食欲低下・便秘など)を中心とした副作用が出ることがあります。少量から開始し、状態をみながら医師と相談のうえ調節しますのでご安心ください。副作用が強く出た場合は、増量を止めて現用量で継続・または減量するなどの対応を行います。
A. ⚠ 妊娠中・妊娠の可能性がある方・授乳中の方への投与は禁忌(使用不可)です。治療中に妊娠を希望する場合や、妊娠が判明した場合は速やかに医師へご相談ください。
A. 急に中断すると食欲抑制効果がなくなるため、リバウンドしやすくなります。対策として、(1) 徐々に薬を減量しながら終了する、(2) 治療中に食事・運動習慣を身につける、ことが重要です。終了のタイミングと方法は医師と相談しながら計画的に進めます。
A. 処方可能です。確認のため、治療状況がわかるもの(お薬手帳・処方箋の控えなど)をお持ちください。高用量は在庫がない場合がございますので、事前に公式LINEよりご予約とあわせてご相談ください。
*お電話は繋がりにくいことがありますので、LINEのご利用をお願いします。
A. 各注射剤は冷蔵保存(2〜8℃)が基本です。処方時に保冷バッグをお渡しします(ご持参でも可)。自宅では冷蔵庫に保管し、常温に放置しないようにしてください。
*マンジャロ®/ゼップバウンド®は21日間なら常温保管可とされていますが、基本的には冷蔵保存を推奨しています。
糖尿病・代謝・血糖管理にご関心がある方は、以下の関連ページもあわせてご覧ください。
GLP-1製剤は正しく使えば非常に効果的な肥満治療のツールです。一方で、安全に長く効果を持続させるには、適切な増量管理と生活習慣の改善が不可欠です。お一人おひとりの状態に合わせた治療をご提案しますので、まずはお気軽にご相談ください。
*本ページの情報は2026年6月時点のものです。料金・薬剤の取り扱い・適応は変化することがあります。
*個々の治療適否については、必ず医師にご相談ください。
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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