〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-7-5 青山セブンハイツビル2F 
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※第1・3土曜は午前のみ診療              
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ダイエット外来・肥満症治療

肥満改善・ダイエットは食事制限や運動が基本ですが、なかなか目標へ到達できなかったり、継続が難しいとストレスの原因ともなります。
当院では食
欲抑制や血糖・代謝改善効果があり、肥満症の治療薬として認可を受けたGLP-1製剤ウゴービを中心に、代謝専門の医師の指導・処方のもとで治療の提案を行っております。

それ以外のGLP-1製剤(マンジャロ、リベルサス、ゼップバウンド)についてはこちら

ウゴービとは

GLP-1は、食後の血糖値を調節し、食欲を抑制する働きがあります。これを利用して、肥満患者の食欲を自然に抑え、体重減少を促進することが期待したものがGLP-1ダイエットです。
食生活や運動習慣の改善も併せて行うことで、より持続的な体重管理が期待できます。GLP-1ダイエット外来は、特に生活習慣病のリスクが高い人々にとって、有効な治療オプションとして注目されています。

その中で、
ウゴービ(セマグルチド)はGLP-1受容体作動薬の一つで、アメリカのFDAに加え、厚生労働省より認定されている数少ない肥満症治療薬の1つです。国際的にも、大規模の国際共同試験(STEP試験)で科学的に効果が証明されています。
セマグルチドは経口薬のリベルサスと同じ成分ですが、リベルサスやマンジャロと異なり、「肥満症」への治療として治験を行い、より効果を高めたものがウゴービです。

 


週1回の皮下注射により、食欲を抑え、満腹感を高め、胃排出の遅延を通じて食欲を抑制することで持続的な減量効果が期待されます。

本来は保険診療可能な薬剤ですが、
保険診療で処方できる施設要件は厳格に設定されており、ほとんどのクリニック・病院では保険で治療・処方できない状況です。
肥満症治療を受けたいけれど受けられない方への治療を考慮し、当院では
肥満症治療を自由診療 (自費診療)で提供しています。

ウゴービの効果・科学的根拠

ウゴービは減量効果・食欲抑制効果に加えて、エネルギー摂取量を変化させることにより、
体重減少に加え、内臓脂肪減少、腹囲減少なども期待できます。

〇減量効果

日本人・韓国人の肥満症患者さんを対象とした、ウゴービの第Ⅲ相臨床試験 (NN9536ー4382) では、週1回皮下注射を68週間することにより、平均13%の体重減少効果が認められました。
さらに同試験では、8割以上の患者さんに5%以上の体重減少効果が認められました。
この結果は既存の肥満治療薬に比べて非常に高い効果であり、医師指導のもとで使用することで、持続的かつ安全に減量効果が期待できます。


また、国際的な臨床試験「STEP1試験」では、ウゴービ(2.4mg)を使用した方は、使用していない方と比べて約15%の体重減少が見られました。
実際に、20週間で平均10.4kgの減量という結果が報告されています。

〇食欲減退効果

臨床試験から、空腹時の食欲を減退させ、食後の満腹感を増大させる効果が証明されています。
つまりウゴービにより、お腹が空きにくく、すぐお腹いっぱいになるため、無理をすることなく摂取カロリーを減らすことができます。

ウゴービ2.4mgの投与により、エネルギー摂取量がプラセボ群と比較して35%低下した結果が報告されています。

〇その他の効果

GLP-1の効果により、臨床試験では体重減少以外に以下の効果が報告されています。

・血圧の低下 
・空腹時血糖およびHbA1cの改善
・LDLコレステロールの減少 
・肝機能の改善

これらの効果が期待でき、単なるダイエットではなく、肥満が引き起こす負荷を軽減する予防効果も期待できます。

ウゴービが適している方

  • 食事・運動療法をしているが、なかなか目標体重に到達できない
  • 肥満に伴う症状を改善したい
  • 将来の合併症・病気を予防したい
  • BMIが高く、高血圧や糖尿病、脂質異常がある
  • 食事制限が難しい、続かない
  • 間食がおさえきれない、やめられない
  • 空腹時のいらいらがつらい
  • がんばってもすぐリバウンドしてしまう
  • 医療のサポートのもとで減量に取り組みたい

ウゴービは本来、BMI35以上、もしくはBMI 27以上で高血圧・脂質異常症・糖尿病のいずれかがある方に対して用いられる薬剤であり、上記の効果も肥満症の方への研究結果となっています。
当院では代謝・肥満症の専門の医師診察の上で、適応を判断して治療を実施しております。

薬剤による医学的な食欲抑制効果が期待できるため、過去に自己流ダイエットで効果が出なかった方、リバウンドを繰り返してしまう方、忙しさやストレスによって食生活のコントロールが難しいという方にとって、非常に強力な選択肢となります。また、加齢に伴って代謝が落ち、以前よりも痩せにくくなったと感じている方にも適しています。

ウゴービの使い方

ウゴービは週1回、腹部などに皮下注射するペン型製剤です。1本に1週間分の薬が入っています。
インスリン注射のように、自分で針をつける必要はありませんし、外側から針もみえません。
注射する皮膚に押し付け続け、ペンのマーカーがすべて変わったら終了です。
詳しくは下の動画をご覧ください。

ウゴービは週1回、腹部などに皮下注射するペン型製剤です。1本に1週間分の薬が入っています。
インスリン注射のように、自分で針をつける必要はありませんし、外側から針もみえません。
注射する皮膚に押し付け続け、ペンのマーカーがすべて変わったら終了です。
詳しくは下の動画をご覧ください。

ウゴービの主な副作用

もっとも多く報告されている副作用は消化器症状です。
具体的には、軽度の吐き気や胃のむかつき、下痢や便秘、膨満感といった症状が出ることがあります。
これらは最初の数週間に起きやすいもので、増量タイミングでも生じることがあります。
しかしながら、継続によって徐々にこれらの症状は和らぎ、ほとんどの方は問題なく継続できます。

それ以外の主な副作用としては稀ながら以下が報告されています。
〇低血糖 :冷や汗、動悸(胸のどきどき)、ふるえ、冷や汗、めまい、脱力感など
〇急性膵炎:激しい上腹部痛、背中の痛み、嘔吐など
〇胆のう炎:黄疸、上腹部痛、発熱など

副作用や気になる症状
が生じた場合は、すみやかにご相談ください。

診察のながれ

  • 1
    初回診察・カウンセリング

公式LINEアカウントから予約をお願いいたします
*予約なしでも受診できますが、予約がスムーズです。
*問い合わせフォームからでも予約できます。


代謝・糖尿病が専門領域の医師より、減量や食習慣や生活環境などについて問診・診察させて頂きます。
もし他院でGLP-1製剤での過去の治療歴がある場合はその旨をお伝えください。

その上で、身長体重測定(BMI測定)、必要に応じて血液検査などを実施します。

  • 2
    処方

処方の前に、ウゴービの作用や副作用、効果の出方、自己注射の方法について、画像や図を用いながら分かりやすくご説明します。
説明の上で、治療適応があると判断された場合、ウゴービの処方を行います。
低用量からはじめる必要があるため、初回はウゴービ 0.25mg/週1回からの処方となります。
処方は2本もしくは4本の単位となります。

  • 3
    再診

2回目は原則1か月後に再診をお願いしております。
再診時に体重測定と副作用確認などをヒアリングし、増量を検討していきます。
増量は1か月単位で行う必要があり、
0.5mg、1.0mg、1.7mg、2.4mgと増量を行っていきます。
必要に応じて、血液検査を行います。

*ウゴービ以外のGLP-1製剤についても、基本的に同様の治療スケジュールとなります。

料金

カウンセリングの上で、治療適応があると判断された場合、ウゴービの処方を行います。
処方の前に、ウゴービの作用や副作用、効果の出方、自己注射の方法について、画像や図を用いながら分かりやすくご説明します。

低用量からはじめる必要があるため、初回はウゴービ 0.25mg/週1回からの処方となります。
処方数は2本もしくは4本となります。


 

ウゴービの費用
用量(週1回) 費用(税込)
ウゴービ 0.25mg

2本 10,000円

4本 20,000円

ウゴービ 0.5mg

2本 16,000円

4本 32,000円

ウゴービ 1.0mg

2本 24,000円

4本 48,000円

ウゴービ 1.7mg

2本 32,000円

4本 64,000円

ウゴービ 2.4mg

2本 44,000円

4本 88,000円

*当院の取扱品は国内販売代理店経由 (医薬品卸) より購入した正規品となります。
*他院で治療中であり、高用量の処方を初回から希望の方は事前にLINE等でご相談ください。

薬剤量とは別に、診察料、検査料(検査時のみ)がかかります。
*いずれも税込です

初診料 3,000円
再診料

1,500円

検査料 5,000円

 

その他の治療法について

副作用が強く継続が難しい場合や、注射がどうしても困難であったり注射に抵抗感が強い場合などは
リベルサス
®(飲み薬)や漢方治療などの提案も行っております。
詳しくは診察時に医師へご相談ください。

また、マンジャロ®、最新のGLP-1/GIP作動薬の肥満治療薬である、
ゼップバウンド®(チルゼパチド)の処方も行っております。


 

リベルサスの費用
*自由診療の場合
用量(1日1回) 費用(税込)
リベルサス 3mg 30日分

4,500円

リベルサス 7mg 30日分

14,000円

リベルサス 14mg 30日分

17,500円

 

ゼップバウンドの費用
用量(週1回) 費用(税込)
ゼップバウンド 2.5mg

4本 25,000円 

ゼップバウンド 5, 7.5, 10mg

診察時にご相談ください


週1回製剤のマンジャロ®の処方も行っております。
ご希望の方は診察時・LINE予約時にご相談ください。

 

マンジャロの費用
用量(週1回) 費用(税込)
マンジャロ 2.5mg

4本 20,000円 

マンジャロ 5mg

4本 36,000円

マンジャロ 7.5mg 4本 52,000円
マンジャロ 10mg 4本 64,000円
マンジャロ 12.5, 15mg

ご相談下さい

よくある質問・Q&A

  • Q
    注射はこわくありませんか?

ウゴービは週1回、ペン型の注射器を用いて腹部などに投与します。
注射器とはいえ、針は非常に細く短いため、殆ど痛みはありません。
また、針は外側からみえない構造になっており、注射後は注射器内にしまわれるので安心です。
破棄は再診時にお持ちいただくか、自治体の決まりに従って廃棄してください。

ゼップバウンド、マンジャロについても基本は同様です。
注射をどうしてもしたくない場合は...
➡効果は落ちますが、飲み薬(リベルサス)を用いる方法もありますので、医師とご相談ください。

  • Q
    どれくらいから効果を実感できますか?

効果については個人差があります。
食事や運動療法を併せて行うことで、投与初期から大きい効果を実感できる方もいらっしゃいます。

  • Q
    誰でも使用できますか?

初回カウンセリング時にBMIや健康状態、病歴などを考慮して、医師が適応を判断いたします。
判断の結果、処方できない場合もございます。

  • Q
    現在他院からもらっている薬を継続で処方してもらえますか?

処方は可能です。確認のため、治療状況が分かるものをお持ちください。
また、高用量は在庫がないことがございますので、必ず公式LINEアカウントより予約とあわせてご相談ください。
*電話は繋がりにくいことがございますので、LINEのご利用をお願いいたします。

  • Q
    副作用が心配です…

導入初期・増量時に胃腸症状を中心とした副作用がでることがあります。
少量から開始し、状態をみながら医師より相談の上で調節していきます。

  • Q
    治療をやめるとリバウンドしますか?

急に中断すると食欲減退効果などがなくなるため、リバウンドしやすくなります。
リバウンド対策のためには、徐々に薬を減量する、食事や運動習慣を身につける、
などで防ぐことができます。

  • Q
    決済は何ができますか?

現金、クレジットカード、交通系IC、ハチペイ、Paypayがご利用頂けます。

  • Q
    保管はどうすればよいですか?

各種注射剤は冷蔵保存となります。処方時に保冷バッグをお渡しします(持参でも可)。
自宅では冷蔵庫に保管してください。
常温に放置されたものは健康被害の恐れがございますので、使用しないでください。
*マンジャロ、ゼップバウンドは21日間なら常温保管可能とされていますが、推奨しておりません。

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ご不明・ご不安な点がございましたら、お気軽にご相談ください。

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受付時間
午前   9:0013:00 (12:40 最終受付)
午後 15:0018:00 (17:40 最終受付)
※第1・第3土曜日は午前のみの診療
休診日:第2・4・5土曜/日曜・祝日