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糖尿病・代謝内科 ─ 渋谷の糖尿病専門医による血糖管理・合併症予防(保険診療)

Last update 2026.6.10
しおざき内科は、糖尿病・代謝内科を専門とする医師が在籍する渋谷・南青山の総合内科です。
1型糖尿病・2型糖尿病・境界型糖尿病(糖尿病予備群)の保険診療に対応しています。健康診断で血糖値・HbA1cを指摘された方、他院から転院希望の方、合併症が気になる方など、お気軽にご相談ください。

お電話:03-5485-3123


1.糖尿病とは

糖尿病は、インスリンの作用不足により慢性的に血糖値が高くなる代謝性疾患です。長期的に高血糖が続くと、網膜症・腎症・神経障害といった細小血管合併症、心筋梗塞・脳梗塞・末梢動脈疾患などの大血管合併症を引き起こします。

約1,000万人日本の糖尿病が強く
疑われる成人(推計)
約1,000万人糖尿病予備群
(境界型)の推計
年5〜10%予備群から糖尿病へ
進展する割合
出典:厚生労働省「国民健康・栄養調査」/ 日本糖尿病学会「糖尿病治療ガイド」

糖尿病の分類

分類特徴
1型糖尿病自己免疫などによりインスリン分泌細胞が破壊。インスリン注射が必須。小児〜若年発症が多いが、成人発症もあり。
2型糖尿病インスリン分泌低下+インスリン抵抗性。日本の糖尿病の約95%を占める。食事・運動・薬物療法で管理。
その他の特定機序による糖尿病遺伝性・薬剤性・膵疾患・内分泌疾患などに伴うもの。

2.当院の糖尿病診療体制

糖尿病専門医・肥満症専門医・総合内科専門医・かかりつけ医機能届出機関として、地域の糖尿病診療を担っています。

当院の特徴

  • 糖尿病専門医による保険診療
  • かかりつけ医機能報告(1号機能)届出済 ─ 慢性疾患の継続的な管理に対応
  • FreeStyleリブレ2(持続血糖モニター)の積極活用 ─ 食後血糖・夜間血糖の見える化
  • 食事・運動指導を診察ごとに実施
  • 合併症スクリーニング(眼科・腎臓・神経)の定期評価と連携
  • SAS(睡眠時無呼吸症候群)併存への対応も同院内で完結
  • 内科専門外来として、糖尿病以外の生活習慣病(高血圧・脂質異常症・痛風)も総合的に管理

こんな方にお勧めします

健康診断で血糖値・HbA1cを指摘された方 境界型・糖尿病型のいずれも、早期介入で進展リスクを下げられます。
糖尿病と診断されたが受診できていない方 放置すると合併症リスクが大幅に上がります。早めの受診を。
他院から転院希望の方 処方継続・治療計画見直しに対応。お薬手帳・診療情報提供書をお持ちください。
食後の眠気・倦怠感が気になる方 食後血糖スパイクが背景にある可能性。CGM活用で見える化できます。
家族に糖尿病歴がある方 遺伝的素因がある場合は早めのスクリーニングをお勧めします。

3.検査・診断基準

血糖値・HbA1cの判定基準

判定基準値
正常型空腹時血糖値 < 100 mg/dL / HbA1c < 5.6%
境界型(糖尿病予備群)空腹時血糖値 100〜125 mg/dL / HbA1c 5.6〜6.4%
糖尿病型空腹時血糖値 ≥ 126 mg/dL / HbA1c ≥ 6.5%
あるいは随時血糖 ≥ 200 mg/dL
出典:日本糖尿病学会「糖尿病治療ガイド 2024-2025」

当院で実施可能な検査

  • 血液検査(血糖値・HbA1c・脂質・肝機能・腎機能・電解質など総合評価)
  • 尿検査(尿糖・尿アルブミン → 腎症の早期発見)
  • 食後血糖値の評価(食事から一定時間後の採血により、食後高血糖・血糖スパイクの疑似的な評価が可能です。OGTTのような正式な負荷試験は当院では実施しておりません)
  • 持続血糖モニター(FreeStyleリブレ2):1分ごとの血糖を14日間記録
  • 必要時は近隣の連携医療機関で頸動脈エコー・心電図・腹部エコー・心血管MDCT・MRI等も実施

4.糖尿病治療の柱

糖尿病治療の基本は 「食事療法」「運動療法」「薬物療法」の三本柱です。当院では一人ひとりの生活背景・体質に合わせて、無理なく続けられる治療を一緒に組み立てます。

食事療法

「カロリー制限」だけでなく、食事の順序(野菜→たんぱく質→炭水化物)・速度・タイミングといった行動的なアプローチを重視します。極端な糖質制限ではなく、続けられるバランスを医師と相談しながら決めていきます。

運動療法

食後30〜60分のウォーキングが血糖スパイクを抑えるのに有効です。週150分以上の有酸素運動+週2回の筋トレが日本糖尿病学会の推奨内容となっています。当院では運動制限がある方への代替プランもご提案します。

薬物療法

食事・運動だけで目標HbA1cに到達しない場合や、診断時から薬物療法が必要な場合は、患者さんの病態に合わせて経口血糖降下薬・注射薬を選択していきます。詳しくは下記「薬物療法」セクションをご参照ください。


5.糖尿病の薬物療法

日本糖尿病学会のガイドラインに沿って、患者さんの病態(インスリン分泌能・抵抗性・肥満の有無・合併症)に応じて薬剤を選択します。

経口血糖降下薬

薬剤分類主な作用・特徴
メトホルミン(ビグアナイド)肝臓の糖新生抑制・インスリン抵抗性改善作用を持ちます。2型糖尿病の第一選択薬として国際的にも推奨されています。
DPP-4阻害薬食後血糖を緩やかに改善します。低血糖リスクが少なく高齢者にも使いやすい薬剤です。
SGLT2阻害薬尿から糖を排泄します。心血管・腎保護効果も報告されており、心不全・慢性腎臓病合併例に好まれます。
α-グルコシダーゼ阻害薬食後血糖の上昇を緩やかにします。境界型・食後血糖優位の方に向いています。
SU薬・グリニド薬インスリン分泌を促進します。低血糖に注意が必要です。
チアゾリジン薬インスリン抵抗性を改善します。脂肪肝合併例に有効です。
ツイミーグ®(イメグリミン)ミトコンドリア機能を介してインスリン分泌促進+インスリン抵抗性改善の両方の作用を持つ国内発売の新規薬剤です。低血糖リスクが少なく、他剤との併用にも適しています。
+ 各薬剤クラスの選択について(クリックで展開)

第一選択薬は患者さんの病態(インスリン分泌能・抵抗性・体重・腎機能・心血管リスク)により異なります。一般的にはメトホルミンから開始し、効果不十分なら DPP-4阻害薬/SGLT2阻害薬/GLP-1製剤などを追加・併用していきます。

  • 肥満・心血管リスク高:SGLT2阻害薬・GLP-1製剤
  • 高齢者・低血糖を避けたい:DPP-4阻害薬・ツイミーグ®
  • 食後血糖優位・境界型:α-グルコシダーゼ阻害薬
  • 脂肪肝合併:チアゾリジン薬

当院では患者さんの状態をふまえ、ガイドラインに沿いつつ最適な処方を提案します。

注射薬(GLP-1製剤・インスリン)

GLP-1製剤(注射・経口)

食欲抑制・インスリン分泌促進・体重減少効果のあるGLP-1製剤は、2型糖尿病治療の重要な選択肢の一つです。当院では以下の2型糖尿病の保険適応薬剤を取り扱っています。

薬剤剤型・投与適応
マンジャロ®(チルゼパチド)週1回 皮下注射2型糖尿病(保険適応)
リベルサス®(セマグルチド)1日1回 経口2型糖尿病(保険適応)
オゼンピック®(セマグルチド)週1回 皮下注射2型糖尿病(保険適応)
トルリシティ®(デュラグルチド)週1回 皮下注射2型糖尿病(保険適応)
ビクトーザ®(リラグルチド)1日1回 皮下注射2型糖尿病(保険適応)

糖尿病合併症の予防・体重コントロール・心血管リスク低減の観点から、患者さんの状態に応じて使い分けます。2型糖尿病の保険診療として処方します。

インスリン療法

1型糖尿病・インスリン依存状態・妊娠糖尿病・薬物療法でコントロール困難な2型糖尿病などにインスリン製剤を使用します。基礎インスリン・追加インスリン・混合型を病態に応じて選択。注射手技は当院で丁寧にご指導します。

+ 肥満を伴う2型糖尿病の方への補足(クリックで展開)

肥満(BMI 25以上)を伴う2型糖尿病の方は、血糖管理に加えて体重コントロールが極めて重要です。当院では:

  • 2型糖尿病の保険診療として、マンジャロ®・リベルサス®・オゼンピック®などのGLP-1製剤を活用
  • 食事・運動指導とCGM(リブレ2)を組み合わせ、血糖と体重の両方を見える化
  • 糖尿病合併のない単純な肥満症治療(自由診療)はGLP-1ダイエット外来をご参照ください

6.持続血糖モニター(FreeStyleリブレ2)

当院では、持続血糖モニター(CGM:Continuous Glucose Monitoring)を糖尿病診療の中核ツールとして積極的に活用しています。腕に装着するセンサーが1分ごとに血糖値を14日間記録し、食後・夜間・運動時の血糖変動を一目で把握できます。

FreeStyleリブレ2 ─ 詳細はこちら

仕組み・装着方法・費用・予備群の方への適応など、CGMの詳細を専用ページで解説しています。


7.メタボリックドミノ ─ 糖尿病が引き起こす連鎖

糖尿病は単独の病気ではなく、肥満を起点に高血圧・脂質異常症などと連鎖して動脈硬化を進行させ、最終的に心血管疾患・脳卒中・認知症などを引き起こす「連鎖反応の病気」です。この連鎖の概念は、慶應義塾大学の伊藤裕教授によって「メタボリックドミノ」として提唱されました。

メタボリックドミノの概念図
▲ メタボリックドミノの概念図(伊藤裕教授, 2003 を改変/画像クリックで拡大表示)

ドミノの流れ

  • 生活習慣の乱れ(過食・運動不足・喫煙・睡眠不足・ストレス)
  • 肥満(特に内臓脂肪型肥満) ─ ドミノの最初の一枚
  • インスリン抵抗性の発生
  • 糖尿病・高血圧・脂質異常症(メタボリックシンドロームの3要素)が同時進行
  • 動脈硬化の進行
  • 網膜症・腎症・神経障害などの細小血管合併症/心血管疾患・脳卒中・認知症などの大血管・全身性合併症
  • 健康寿命の短縮・QOLの低下
重要なのは、ドミノは「肥満」という早い段階で食い止められるという点です。内臓脂肪を減らすこと・血糖/血圧/脂質を整えること・禁煙・睡眠の質の改善など、上流での介入がその後の合併症の連鎖を大きく止める力を持ちます。「もう手遅れ」ということはなく、どの段階でも次のドミノを止める意義があります。

当院での取り組み

当院では、糖尿病単独の管理にとどまらず、肥満・高血圧・脂質異常症・睡眠時無呼吸症候群(SAS)などを総合的に評価・治療することで、ドミノの上流からの介入を心がけています。生活習慣の見直し・必要時の薬物療法・定期的な合併症スクリーニングをワンストップで提供します。

出典:伊藤裕『日本臨牀』61(10), 1837-1843, 2003 / 日本糖尿病学会「糖尿病治療ガイド」

8.高齢者糖尿病とフレイル

高齢者の糖尿病管理においては、近年「フレイル(虚弱)」との関係が重要視されています。フレイルとは、加齢に伴って心身の機能が低下し、要介護に向かう中間段階の状態を指します。糖尿病とフレイルは相互に悪影響を及ぼし合うことが分かってきており、高齢者の糖尿病治療では従来とは異なる視点が求められます。

フレイルの定義(J-CHS基準)

日本版CHS(Cardiovascular Health Study)基準では、以下の5項目のうち3項目以上該当でフレイル、1〜2項目でプレフレイル(前段階)と判定します。

項目判定基準(おおまかな目安)
体重減少6か月で2〜3kg以上の意図しない体重減少
筋力低下握力の低下(男性28kg未満/女性18kg未満)
疲労感「ここ2週間、わけもなく疲れたような感じがする」
歩行速度の低下通常歩行速度が1.0m/秒未満
身体活動の低下軽い運動・定期的な運動の習慣がない
出典:Satake S, Arai H. Geriatr Gerontol Int. 2020;20(10):992-993(J-CHS基準)

糖尿病とフレイルの双方向の関係

方向具体的なメカニズム
糖尿病 → フレイル高血糖による筋タンパク分解の亢進・筋肉量低下(サルコペニア)/神経障害による身体機能低下/合併症による活動性低下/低栄養
フレイル → 糖尿病管理の悪化低血糖の自覚が乏しくなり重症低血糖リスク上昇/服薬コンプライアンス低下/食事・運動療法の継続困難/認知機能低下による自己管理困難

高齢者・フレイルの方の血糖管理目標

⚠ 高齢者では「厳しすぎる血糖管理」がかえって有害になることがあります。
低血糖は転倒・骨折・認知機能低下・心血管イベントのリスクを高めます。日本老年医学会と日本糖尿病学会は、高齢者の特性に応じた個別のHbA1c目標を推奨しています。
カテゴリーHbA1c目標(重症低血糖が懸念される薬剤使用時)
カテゴリーⅠ
認知機能正常+ADL自立
7.0%未満(下限6.5%〜)
カテゴリーⅡ
軽度認知障害/IADL低下
7.0%未満(下限7.0%〜)/薬剤により8.0%未満
カテゴリーⅢ
中等度以上の認知症/基本的ADL低下/多くの併存疾患
8.0%未満(下限7.5%〜)
出典:日本老年医学会・日本糖尿病学会「高齢者糖尿病の血糖コントロール目標(HbA1c値)」

当院の高齢者糖尿病ケア

  • 個別のHbA1c目標設定:年齢・認知機能・併存疾患・支援体制を踏まえて目標を設定
  • 低血糖を避ける処方設計:SU薬・グリニド薬の使用を慎重にし、DPP-4阻害薬・SGLT2阻害薬(適応評価のうえで)・ツイミーグ®などを優先
  • サルコペニア対策:たんぱく質摂取の確保と無理のない運動指導
  • 家族・ケアマネージャーとの連携:かかりつけ医機能届出機関として、介護保険サービスとの調整も対応
  • 転倒・誤嚥・認知機能低下などのフレイル関連リスクへの目配り
「歳を取ったからこそ、無理のない血糖管理を」──これが当院の高齢者糖尿病診療の基本姿勢です。長く健康に過ごしていただくため、ご本人とご家族の生活背景に合わせた治療を一緒に考えます。

9.糖尿病合併症の管理

糖尿病は「合併症との戦い」とも言われます。当院では血糖管理に加えて、以下の合併症を定期的にスクリーニング・管理します。

合併症当院での評価・対応
糖尿病性網膜症年1回以上の眼底検査を眼科専門医にご紹介。早期発見が失明予防の鍵。
糖尿病性腎症尿アルブミン・eGFRで早期評価。腎症進行時は腎臓内科と連携。
糖尿病性神経障害足のしびれ・痛みの問診と診察。アキレス腱反射・触覚検査などを実施。
大血管合併症(脳梗塞・心筋梗塞)頸動脈エコー・心電図に加え、必要時は連携医療機関での心血管MDCT(冠動脈CT)もご紹介しています。脂質異常症・高血圧の同時管理が重要です。
糖尿病性足病変足の観察・フットケア指導。靴擦れ・胼胝などの予防。
歯周病糖尿病と双方向に悪影響。歯科受診の定期化をお勧めします。

10.費用・受診の流れ

受診の流れ

  1. 初診:問診・身体診察・血液検査・尿検査。健康診断結果・お薬手帳をお持ちください。
  2. 診断・治療方針説明:検査結果をもとに、目標HbA1c・治療方針をご説明します。
  3. 定期通院:状態に応じて1〜2か月ごとに通院いただきます。HbA1c推移・合併症評価を継続します。
  4. 必要時はリブレ2装着・専門医療機関への紹介

費用(保険診療)

糖尿病の診療は保険診療です。具体的な費用は使用薬剤・検査内容で変動しますが、目安は以下の通りです。

項目3割負担の場合の目安
初診(診察+血液検査)3,000〜5,000円程度
再診(診察)500〜1,500円程度
再診(診察+血液検査)2,000〜3,500円程度
FreeStyleリブレ2(インスリン治療中)センサー2個分 約3,750円/月
FreeStyleリブレ2(自費)7,700円/個(14日間)

*薬剤費は処方内容により変動します。*上記は保険診療の概算であり、実費は窓口でご確認ください。


よくある質問

Q. 健康診断でHbA1cが5.7%でした。受診すべきですか?

A. HbA1c 5.6〜6.4%は境界型(糖尿病予備群)に該当します。この段階で生活習慣の改善や、必要に応じた精査を行うことで、糖尿病への進展リスクを大きく下げられます(DPP研究では生活習慣介入で58%リスク減少)。お気軽にご相談ください。

Q. 他院から転院したいのですが、何を持参すればよいですか?

A. お薬手帳・直近の血液検査結果・診療情報提供書(あれば)をお持ちください。インスリン治療中の方は使用機器(リブレ・インスリンポンプ等)の情報もご持参ください。情報があれば初診当日から治療継続が可能です。

Q. 食後に眠気がひどいです。糖尿病でしょうか?

A. 食後の血糖スパイクが眠気の原因となっていることがあります。空腹時血糖・HbA1cが正常でも、食後血糖だけが高い「隠れ糖尿病」の可能性があるため、OGTT(経口ブドウ糖負荷試験)持続血糖モニター(リブレ2)での評価をお勧めします。

Q. マンジャロやリベルサスをダイエット目的で処方してもらえますか?

A. マンジャロ®・リベルサス®は2型糖尿病の保険適応薬です。当院では糖尿病の診断がある方に保険診療として処方しています。糖尿病合併のない肥満症治療を目的とする場合は、自由診療(自費)での対応となり、GLP-1ダイエット外来でご案内しています。

Q. インスリン治療になったら一生続けないといけませんか?

A. 1型糖尿病の方は基本的に継続が必要ですが、2型糖尿病で導入したインスリンは、血糖コントロールの改善・体重減少などにより離脱できることもあります。お一人おひとりの病態に応じて医師と相談しながら判断します。

また、近年のトレンドとして、高血糖が悪化しきる前に一時的にインスリン治療を導入することで、膵β細胞(インスリンを分泌する細胞)の疲弊を防ぎ、長期的なインスリン分泌能(膵島寿命)を温存・延長できるという考え方が広がっています。「インスリン=最後の手段」というイメージとは異なり、戦略的な早期介入として用いることで、その後の経口薬による良好なコントロールへ戻れるケースも報告されています。

Q. 糖尿病でも保険でリブレを使えますか?

A. インスリン治療を行っている方は保険適応で月2個まで使用可能(3割負担で約3,750円/月)。インスリン治療をされていない方は自費(7,700円/個・14日間)となります。詳細はリブレ2ページもご参照ください。

Q. 家族に糖尿病がいます。私も発症リスクが高いですか?

A. 2型糖尿病には遺伝的素因があり、両親や兄弟に糖尿病がある場合、発症リスクは2〜3倍に上昇します。ただし、生活習慣の改善で発症リスクを下げることは十分可能です。定期的な健診と早めのスクリーニングをお勧めします。


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副院長 塩崎正嗣
【記事監修】副院長
塩崎 正嗣
東京慈恵会医科大学医学部卒・同大学院博士課程修了。日本内科学会総合内科専門医/日本糖尿病学会専門医/日本肥満学会専門医。
東京慈恵会医科大学附属病院(糖尿病・内分泌・代謝内科、感染制御部、総合診療科)、大手航空会社常勤産業医などを経て現職。

糖尿病は早期介入・継続管理で合併症を大きく予防できる病気です。一方で、自覚症状が乏しいために放置されがちで、気づいたときには合併症が進んでいるケースも少なくありません。「健診で指摘されたけど不安」「他院通院をやめてしまった」「家族歴があり気になる」──そういった方も、お気軽にご相談ください。お一人おひとりの生活背景に合わせた、無理なく続けられる治療を一緒に組み立てます。

*本ページの情報は2026年6月時点のものです。診療指針・薬剤適応は変化することがあります。最新情報は日本糖尿病学会ガイドラインもご参照ください。
*個々の診断・治療方針については、必ず医師にご相談ください。

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