マイヤーズカクテル点滴とは、ビタミンB1，B6，B12，ビタミンC、マグネシウムなどのビタミン・ミネラルを含む総合点滴療法で、とても強い疲労回復効果と症状の改善効果が期待できます。様々な病態に有効と報告されており、当院でも導入しております。

このページでは、マイヤーズカクテル点滴について、有効な病態や効果についてまとめています。

マイヤーズカクテル点滴とは、メリーランド州のジョン・マイヤーズ医師によって始められた、ビタミンやミネラルを豊富に含む総合ビタミン点滴のことです。

マイヤーズ医師は、独自の配合で気管支喘息や慢性疲労、頭痛、うつ病などに治療をしていており、その配合を記したものが『マイヤーズカクテル』として論文に纏められています。
現在では、アメリカの自然療法の定番として知られています。
 

ビタミンB1、B2、B3、B5、B6、B12，ビタミンC、マグネシウム、カルシウムといったビタミン・ミネラルを配合しています。

この中で特に注目したい成分がマグネシウムです。
マグネシウムは主要ミネラルの1つで、気道や平滑筋の弛緩作用、血管拡張作用などがあるため、気管支ぜんそくや片頭痛、筋肉痛などに有効と考えられています。また、細胞のエネルギー生産工場であるミトコンドリアの機能維持に必須であり、活力を生む助けになります。

また、マグネシウムは主要ミネラルの1つであり、生物の生命、細胞にとって極めて重要なミネラルで美容と健康を守る「アンチエイジングミネラル」としても知られています。
日本人は食生活の欧米化に伴い摂取量の低下が懸念されており、便秘や片頭痛、こむら返り、慢性疲労、イライラ、不眠症、女性の月経前症候群（PMS）の原因としても注目されています。

マグネシウムを中心として、各種ビタミン・ミネラルの効果で、以下の病態に効果が期待できます。

点滴頻度は1～4週に1回をお勧めしております。

◎費用（税込）
　8,000円
　所要時間　30分程度

マイヤーズカクテル点滴の副作用として、まれに頭重感や不快感を感じる方がいます。
また、注射部位及び周囲の疼痛、発赤、皮下出血斑、腫脹、熱感、色素沈着、感染症、神経損傷、血管迷走神経反応 等が生じることがあります。
点滴中に症状がでた方はお申し出ください。