1こんな症状、思い当たりませんか?

⚠️ ひとつでも当てはまったら要注意! まずはご相談ください。

当院では、自宅でできる睡眠時無呼吸の検査を実施しています

入院不要・機器を自宅に送付・いつも通り眠るだけ。検査は1泊(1回)で完了します。

2睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)は、眠っている間に呼吸が何度も止まったり(無呼吸)、浅くなる(低呼吸)を繰り返す病気です。自分では気づきにくく、家族にいびきや無呼吸を指摘されて受診するケースが多いのが特徴です。

睡眠が浅くなることで日中の強い眠気・集中力低下・慢性疲労が生じます。さらに放置すると、高血圧・糖尿病・心筋梗塞・脳卒中といった生活習慣病のリスクが高まることが知られています。

SASの原因(病態)

SASの約9割は閉塞型(OSA)で、上気道(のど)が物理的に狭くなることで起きます。主な原因は、首・のどへの脂肪沈着(肥満)、扁桃腺の肥大、舌根の沈下、喫煙・炎症による上気道の狭窄、小顎症(あごが小さい)などです。

残りの数%は中枢性(CSA)で、呼吸指令が脳から出なくなることで起きます。様々な基礎疾患が原因となるため、別途原因検索が必要です。

3検査の流れ(すべて自宅でできます)

SASの程度を評価する指標がAHI(無呼吸低呼吸指数)です。睡眠1時間あたりの無呼吸+低呼吸の合計回数で重症度を判定します。当院では2種類の検査(簡易検査・精密検査)をいずれも自宅で受けられる体制を整えています。

受診・問診(当院)
いびきの有無・熟眠感・日中の眠気などを医師がお聞きします。診察後、検査の申し込みを行います。
検査機器の配送・受け取り(自宅)
検査委託会社から機器が自宅に届きます。配送日はご都合に合わせて調整できます。
自宅で検査(1泊)
同封の説明書に従って機器を装着し、いつも通り眠るだけ。検査は1晩で完了します。
機器の返送
翌朝、同封の返送方法に従ってなるべく早めに返送してください。返送後、解析が始まります(目安:1〜2週間)。
結果説明・治療提案(当院)
解析結果をもとに医師が説明します。必要に応じて追加検査やCPAP療法などの治療をご提案します。
※結果が出た時点で電話等での事前連絡も可能です。申し込み時にご相談ください。

4重症度の分類と治療方針

重症度AHI(1時間あたり)主な治療方針
軽症5 ≦ AHI < 15生活習慣指導(減量・禁酒・禁煙・体位指導など)
中等症15 ≦ AHI < 30生活習慣指導 + 状況に応じてCPAP・マウスピース検討
重症AHI ≧ 30(特に40以上)CPAP療法(保険適用)が第一選択

生活習慣指導(軽症〜中等症)

肥満・飲酒・喫煙・睡眠姿勢がSASを悪化させる主な要因です。減量(首・のど周りの脂肪を減らすことで気道が広がります)、禁酒(就寝前)(アルコールは上気道の筋肉を弛緩させ無呼吸を悪化させます)、禁煙側臥位(横向き)で寝る(舌根の沈下を防ぎます)などが有効です。原因によっては耳鼻咽喉科での手術が有効なケースもあります。食事・運動療法での減量が難しい場合は、GLP-1ダイエット外来(自由診療)もご検討ください。

5CPAP(シーパップ)療法について

CPAP(Continuous Positive Airway Pressure:持続陽圧呼吸療法)とは、就寝中に鼻または口鼻マスクを介して一定の圧力で空気を送り込み、気道を広げ続ける治療法です。

睡眠中の無呼吸・低呼吸を防ぐことで睡眠の質が大幅に改善し、日中の眠気・疲労感の軽減、高血圧・心血管疾患リスクの低下が期待できます。「マスクが苦しそう」と感じる方も多いですが、使い続けるうちに慣れ、熟睡できるようになる方がほとんどです。当院副院長本人もCPAP治療を受けており、使用感を含めた具体的なご説明が可能です。

CPAP機器(マスク・本体)
約4,000円
月額費用の目安
(3割負担の場合)
月1〜2回
通院頻度の目安
(多くは2か月に1回)
保険適用
AHI≧20(または症状あり≧15)
で保険診療の対象
CPAP療法のイラスト(就寝中の装着イメージ)

CPAP機器は当院からの貸し出しとなります。保険適用を維持するには原則月1回(多くの方は2か月に1回)の受診が必要です。3か月を超えて受診がない場合は超過分が全額自費となります。

対応メーカー

帝人ファーマ / フィリップス(PHILIPS)/ フクダ電子 / 小池メディカル / Zone

他院でCPAP治療中の方へ

転居等により当院での継続治療をご希望の場合は、紹介状(診療情報提供書)をお持ちのうえご受診ください。