1みずぼうそう(水痘)とはどんな病気?

水痘・帯状疱疹ウイルス(Varicella-Zoster Virus:VZV)による感染症です。非常に感染力が強く、免疫を持たない人が感染するとほぼ100%発症します。

感染経路は3つ

潜伏期間は約2週間(10〜21日)。発疹が出る2日前から、すべての水疱がかさぶたになるまで感染力を持ちます。

最近の傾向

2症状

典型的な経過

*発疹跡は数週〜数ヶ月残ることがあります。掻きむしると化膿・瘢痕(痕)が残りやすいため注意が必要です。

重症化しやすいケース

3治療

抗ウイルス薬(アシクロビル・バラシクロビルなど)を発疹出現後できるだけ早く(24〜48時間以内が理想)投与することで、症状の軽減・期間短縮が期待できます。小児にはシロップ製剤を使用することもあります。

4ワクチンによる予防

最も確実な予防方法はワクチン接種です。2014年より定期接種(無料)となっており、現在は2回接種が標準です。

定期接種スケジュール(1歳〜3歳)

  1. 1回目:1歳〜(生後12〜15ヶ月が標準)。定期接種(無料)。できるだけ早く接種を推奨。
  2. 2回目:1回目から3ヶ月以上あけて(3歳誕生日前日まで)。定期接種(無料)。2回接種で予防効果が大幅に向上します。
2回接種の重要性

成人・接種歴のない方の任意接種(自費)

以下に当てはまる方は任意接種(自費)での接種をお勧めします。

*抗体検査(血液検査)で免疫の有無を確認してから接種することもできます。

接触後の緊急接種

72時間以内のワクチン接種で発症予防が期待できます

みずぼうそう患者と接触した場合、72時間(3日)以内にワクチンを接種することで80〜90%の発症予防・重症化抑制が期待できます。「接触したかもしれない」場合はお早めにご相談ください。

5登校・登園・出勤はいつから?

学校保健安全法により、みずぼうそうは第2種感染症に指定されています。

出席停止の基準:「すべての発疹が痂皮化(かさぶた)するまで」
新しい水疱が出なくなり、すべてかさぶたになっていることを確認してから登校・登園が可能です。通常は発症から約7〜10日が目安です。

復帰の際は、学校・保育園の指示に従い、医師の登校許可証(治癒証明)が必要な場合は受付にお申し出ください。

*職場への復帰時期については、職場の規定やかかりつけ医の指示に従ってください。

ワクチン接種・抗体検査・接触後の相談、お気軽にどうぞ