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睡眠時無呼吸症候群(Sleep apnea Syndrome、SAS)は、その名の通り、睡眠時に呼吸がなんらかの原因でとまってしまう(無呼吸が生じる)病気です。無呼吸になると呼吸が再開するときに大きないびきが生じるため、「いびきが最近うるさい」「呼吸がとまっていることがある」という訴えで回りに指摘されて気付かれることがあります。また、眠りが浅くなるため「日中の眠気が強い」「仕事中や会議中に寝てしまう」といった症状での指摘も多くみられます。
当院では、睡眠時無呼吸症候群の検査及び治療指導・継続治療ができる渋谷区有数の施設です。気になる方はお気軽に医師へご相談ください。
睡眠時無呼吸症候群は以下のような症状があります。
①就寝中に呼吸がとまる(無呼吸になっている)
➁いびきがうるさい
③日中、運転中や仕事中などいつも眠い
④集中力の低下(仕事に身がはいらないなど)
⑤慢性的な疲労感(寝ても疲れがとれない)
これらの症状に気付く、もしくは家族や周囲に指摘されて受診することが多い病気です。
高血圧や糖尿病、血管病変(心筋梗塞など)との関連が強く、治療をすることで症状の改善に加えて将来の疾患リスクを減らすことができます。
睡眠時無呼吸症候群は、物理的に上気道が狭くなり、呼吸のための空気が通るスペースがなくなるために起きる閉塞型睡眠時無呼吸(OSA)が9割を占めます。
OSAの原因としては、以下が指摘されています。
①首やのどの脂肪沈着(肥満)
➁扁桃腺腫大
③舌根(舌の付け根)の沈下による閉塞
④口蓋垂の沈下による閉塞
⑤タバコや病気による鼻腔・軟口蓋・上気道の炎症
⑥鼻中隔弯曲症
⑦小顎症
これらの病態があると、OSAを生じやすいため注意が必要です。
もう一つの睡眠時無呼吸は、肺や胸郭、呼吸筋、末梢神経には異常がないのに、呼吸指令が脳から出ないことにより無呼吸が生じる中枢性睡眠時無呼吸(CSA)があります。こちらは数%の頻度で、様々な病態の結果生じることが多く、原因検索が必要です。
睡眠時無呼吸症候群の程度を評価するためには、睡眠でいびきや1時間に何回呼吸が悪くなっているかを評価する必要があります。そのために用いる指標が無呼吸低呼吸指数(Apnea Hydopnea Index, AHI)で睡眠1時間あたりの「無呼吸」と「低呼吸」の合計回数で評価されます。
検査方法は簡易検査と精密検査があり、通常入院が必要ですが、当院ではPG検査、脳波を含むPSG検査のいずれも自宅で出来る体制をとっています。検査は通常PG検査から行いますが、他院で実施している場合はPSG検査から実施することも可能です。
無呼吸の程度はAHI(1時間当たりの無呼吸の頻度)で3段階で、軽症(5≦AHI<15)、中等症(15≦AHI<30)、重症(30≦AHI)となります。特にAHIが40以上の場合は持続気道陽圧(CPAP)療法の適応となります。なお、日中の眠気が高度で生活に支障をきたすなどの場合、脳波も含めて評価するPSG検査が20以上で適応となります。通常、精査のためのPSG検査は1泊入院が必要ですが、当院では自宅で出来る検査を導入しており、宿泊代がかからないため安く検査することが可能です。詳細については医師にお尋ねください。
CPAP療法は保険診療で治療できますが、治療機器は当院から貸出として行っているものであり、治療契約上、保険適応のためには毎月1回の受診が必要です。
3か月以上受診がない場合は、契約を解除させて頂くことがありますので予めご了承ください。
当院での対応メーカー:帝人ファーマ、PHILIPS(フィリップス)、フクダ電子、小池メディカル、Zone
*他院で治療中の方で転居などで当院受診希望の方は紹介状をお持ちの上受診をお願いします。
*3か月を超えて受診がない場合は、超過分は全額自費診療となります。
ご不明・ご不安な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
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