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2025年5月1日時点で、みずぼうそう(水痘、水疱瘡)が都内に流行しています。
現在注意報レベルで6年ぶりに流行が懸念されています。ご注意ください。
現時点では、中野区・文京区が特に多いようです。
参考:東京都感染情報センター
【みずぼうそうってどんな病気?】
水痘・帯状疱疹ウイルス(varicella zoster virus)というウイルスによる発疹症です。
咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことによる感染(飛沫感染・空気感染)、水疱や粘膜の排出物に接触することによる感染(接触感染)があります。
非常に強い感染力を持ち、2週間の潜伏期間の後に発症します。
発疹がでる2日前からすべての水疱が痂皮化する(かさぶたになる)まで感染性があります。
1~4歳までの子供がかかりやすいですが、10歳までにほとんどの子供が感染するとされています。症状としては、顔や頭、首周り、胴体にかけて赤みを帯びた発疹が多数出現します。
なお、学校保健法により、みずぼうそうにかかった場合は全ての発疹がかさぶたになるまでは登校できません。
【みずぼうそうの症状】
かぜ症状(時に38度の発熱)のあとに、赤い盛り上がった発疹(丘疹 3-5mm程度)が出始め、全身に広がります。それぞれがみずぶくれ(水疱)や痂皮化(かさぶた)に移行していき、破れたりつぶれたりしながらかさぶたになっていきます。約1週間で全てかさぶたになり、治癒します。
みずぶくれに細菌感染を起こして化膿することもあります。
発疹の痕は数週~数ヶ月残りますが、殆どは消えます。発疹・水疱はかゆみを伴うため、我慢できないからと掻きむしってしまうと、化膿して治癒した後も痕が残ることがあるので注意が必要です。
通常、軽症で終生免疫を得ることが多いですが、成人では重症になることがあります。
【みずぼうそうの治療】
抗ウイルス薬であるアシクロビルやバラシクロビルなどを投与します。
小児にはシロップ剤などを用いることもあります。
速やかに投与することによって、水疱の数と持続、かゆみの持続、発熱の期間の短縮などの症状の軽減が期待できます。
水疱には感染予防やかゆみ予防としてカチリ軟膏をはじめとした軟膏剤やかゆみ止めを用いることが多いです。
【予防方法は?】
最大効果があり、確実なものは予防接種です。2014年から定期接種化されています。
予防効果は90%、重症化は100%防御するといわれており、大人になった後の帯状疱疹になるリスクも軽減されると考えられています。
接触した場合でも、3日以内にワクチンを接種すれば80%から90%発病を予防でき、家族内感染の予防や施設内感染の防止に有効とされています。また、発症した場合でも症状の軽減化が期待できます。
【学校や幼稚園・保育園はいつまで休むの?】
学校保健法で定められた感染症であり、感染力が強いため、
「すべての発疹がかさぶたになるまで登校不可」となっています。
登校のタイミングについては、診断医やかかりつけ医と相談してください。
ご不明・ご不安な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
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