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新型コロナウイルス感染症について

2020.9.25 Last update

新型コロナウイルス(SARS-cov-2)による、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について、
病態や予防法、消毒などについてまとめています。

新型コロナウイルス感染症に関して、自覚症状のない方を対象に、抗体検査、唾液法でのPCR検査を行っています。いずれも保険外診療となります。
詳細は→抗体検査 PCR検査(唾液法
有症状者でPCRが必要な場合については、迅速に対応機関へ紹介・検査予約を行っています。
ご不安なことがある場合、お気軽に医師へご相談ください。

 

新型コロナウイルス感染症が流行しています。軽症が中心ですが、クラスターの多発等への注意が必要です。COCOAの導入や、手洗い・適切なマスクの着用での感染防御を行ってください。
発生数については、厚生労働省の報道発表資料東京都の最新感染動向、自治体の感染者報道を確認してください。症状がある場合も早めの治療で重症化を防げる可能性が高いので、早めにご相談ください。

原則として、37.5度以上の熱が続く・頑固な咳などがある・強いだるさがあるなどの状態で、特に会話時や動作時の呼吸困難感等を伴う場合は相談センター・保健所に連絡を行ってください。つながらない場合等は、当院医師に電話にて受診可否について相談頂くことも可能です。
当院では、強い呼吸器症状を伴わない発熱や咽頭症状の受診可否については事前連絡頂ければ医師が電話対応・判断いたします。胸部レントゲン検査、パルスオキシメーターの検査は即日行って説明します。必要に応じて、CT検査や高度医療機関に紹介をしています。

*接触者電話相談センターについてはこちら

 

Q.コロナウイルスとは
発熱や咳などの上気道症状を引き起こす一般的なかぜウイルスで、人に感染を起こすものは6種類といわれていました。また、動物ごとに固有のコロナウイルスが知られています。

重篤な症状を呈する中東呼吸器症候群(MERS)や重症急性呼吸器症候群(SARS)を除く4種は一般の風邪の原因の10~15%(流行期は35%)を占めます。今回の新型コロナウイルスはSARS-Cov-2、新型コロナウイルス感染症はCOVID-19と命名されています。現在分かっていることの詳細は国立感染症研究所HP等をご参照ください。

・国立感染症研究所
「新型コロナウイルスについて」
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov.html


Q.感染経路や感染力は?
感染経路はSARS、MERSと同様に飛沫感染、接触感染と考えられています。手洗いを中心とした標準予防策を徹底して自衛してください男女比は男性:女性=1.2:1程度で、感染力は感染者1人当たり1.4-2.5人とされています。(参考:季節性インフルエンザが3、空気感染の麻疹は10程度)。
感染力がある時期は、各種研究より「発症2日前から発症後 7-10 日間程度」と考えられています。無症状者が多い一方で、無症状者の感染力が強いことも懸念されています。

国立感染症研究所より、新型コロナウイルス感染症に関するゲノム分子疫学調査が発表されています(2020/8/5 第2報発表)。当初の武漢を起点とした流行は収束していますが、3月頃に欧州型の流入が拡大・点変異が複数報告されています。現状の拡大は、若年を中心とする軽症者による拡大の顕在化と考えられているようです。詳細は以下を参照ください。

○国立感染症研究所 新型コロナウイルス SARS-CoV-2のゲノム分子疫学調査
第1報 第2報


Q.症状は?

基本的には発熱、咳などの上気道症状が中心です。他のかぜやインフルエンザと同様に、肺炎を合併すると重症化することがあり、息切れや呼吸困難感(歩いたりしゃべったりで呼吸がつらくなるレベル)などがある場合は注意が必要です。インフルエンザとの合併例では、鼻閉や咽頭痛が多く見られたと報告されています。

新型コロナウイルス感染症の場合は、初期から両側に肺炎像を呈することが指摘されており、当院でも胸部レントゲン写真で肺炎像の有無の確認や、末梢動脈血酸素飽和度の測定を行っております。中等度肺炎以上では血栓リスクが高まることが報告されており、必要に応じて専門医療機関へ迅速に紹介を行っています。

 

Q.においや味がわかりにくくなると聞いたけど…

嗅覚(におい)や味覚(味)の障害はインフルエンザや普通のかぜでも生じることがあり、新型コロナウイルスが原因とは限りません。他、味覚障害には神経性、亜鉛欠乏、精神由来などもあるため、必要に応じて検査が必要です。かぜが原因の場合は、自然経過で治ることが殆どです。味覚障害等の後遺症については、不明な点も多く、エビデンスの集積待ちです。

Q.確定診断はどうするの?

診断方法は現時点では核酸増幅法(PCR法など)や迅速抗原検査キットがあります。保険制度上は、原則として医療機関から必要と判断された場合、指定医療機関で精密検査することになります。当院では設備や職員・患者の安全性を考慮し、診断を目的とした抗原検査は現時点では行っておりませんが、インフルエンザ流行シーズンを踏まえ、対応を検討中です。
なお、迅速検査やPCRで陽性が出た場合は、保健所に連絡の上、上位医療機関で治療方針について精密検査が必要となることが殆どです。その後、自宅待機や入院などが決定されます。

Q.抗体ってそもそも何?

病原性のウイルスや細菌などの病原体、花粉、卵、小麦などの生体に免疫応答を引き起こす物質(抗原)が体内に入ってくると、体内に入った抗原を体外へ排除するための物質を作ろうとします。この物質が免疫グロブリンというタンパク質で、抗体と称されるものです。病原体に対して抗体ができることで、病原体による疾病の予防や早期の治癒が期待できます。この仕組みを利用したものが、各種のワクチンです。
また、麻疹や風疹のように、抗体が出来ると終生免疫が成立し感染しなくなるものや、感染急性期が下がると抗体価が下がってくるマイコプラズマなど、様々なケースがあります。新型コロナウイルスについては、抗体ができるまで1-3週間とされています。



Q.新型コロナウイルスの抗体検査はどうなの?

現時点では、本邦の抗体の保有率は低く(厚労省発表より)、また抗体がどの程度有用化について、明確な結論はでていません。最近の知見では、厚生労働省が実施した抗体検査において、アボット社及びロシュ・ダイアグノティックス社の抗体検査(当院で実施している検査)が両方陽性だった8名については、新型コロナウイルスに対する中和抗体が生じた(感染防御が期待できる)、という発表がありました。この結果では、片方の抗体だけ陽性の場合は中和抗体を認めませんでした。詳細はこちら
一方で、海外研究で、新型コロナウイルスの抗体反応は20-30日後に低下し、抗体持続力は感染時の症状の程度によって変化するという報告や、抗体量が一定期間で減少するという報告も認められます。海外研究であり、人種差や地域差が影響する可能性や、研究で用いられた人数が少ないこともあり、今後の更なる研究蓄積が待たれます。

Q.濃厚接触者の定義って?

2020年4月20日に定義が変更され、以下となりました。
・ 患者(確定例)と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等を含む)があった者
・ 適切な感染防護無しに患者(確定例)を診察、看護若しくは介護していた者
・ 患者(確定例)の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い者
1 メートルの距離で、マスクなどの感染防御策をとらず、「患者(確定例)」と 15 分以上の接触があった者

他、厚生労働省の提供しているCOCOAは知らず知らずのうちに濃厚接触者と接したことがないか、個人で把握することができます。位置情報は記録されず、個人情報の入力は不要です。当院医師も導入しています。
導入:App Store Google Play 厚労省COCOA Q&A 


Q.感染がわかった場合、どうなるの?

原則として、診断された医療機関の指示にしたがってください。感染拡大を防ぐため、自宅や指定されるホテルでの隔離措置、中等症以上では指定医療機関への入院が必要となることがあります。また、濃厚接触者に対しても、状態に応じて検温や体調確認などの指示・経過観察が課されます。会社や学校などに対する対応については、保健所等からの指導や消毒が入ることがあります。濃厚接触者への接触者に対しては、保健所や、職場の場合は産業医等にお尋ねください。(原則として、保健所への対応を相談することが妥当です)
 

Q.予防法は?

感染しないために、標準予防策として流水及び石鹸による手洗いを頻回に行うことが大事です。特に外出した後や咳の後、口や鼻、目などに触る前には手洗いを徹底しましょう。手洗い後は消毒用アルコールを用いるとより効果的です。流水及び石鹸による手洗い もしくは 消毒用アルコールを用いて手指消毒をする」ことが推奨されています。手洗いができない環境下では消毒用アルコールが望ましいでしょう。実際にインフルエンザ等は減っており効果がでています。

咳やくしゃみをする場合には口と鼻をティッシュや腕で覆う咳エチケットを心がけましょう。その後、使ったティッシュは捨て、流水と石鹸で手を洗ってください。マスク着用も限定的ながら効果はあり、濃厚接触を避けるためにも重要です。布マスクも被覆という意味では問題なく、有効活用が望まれます外出時は不特定多数の人が多い場所は避けてください。

ワクチンや予防薬は現状ないため、上記の予防策(標準予防策)が大事です。
一般家庭において、廃棄物処理、リネン類、衣類等の洗濯は通常通りで問題ありません(国立感染症研究所報告より)。

ワクチンについては、現在厚生労働省は国内外の複数の企業・研究所とパートナシップを結び、開発を進めています。安全性が最も重要なため、特に高齢者や子供への接種は慎重に判断する必要があります。

 

Q.消毒は有効なの?

手など皮膚の消毒を行う場合には、消毒用アルコール(70%)が、物の表面の消毒には消毒用アルコールもしくは次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)が有効です。消毒用エタノールの中には、エタノール量が不十分もしくは含有量記載がないものがありますので、よく確認してください。
もし感染者が出た場合は、「大がかりな消毒は不要であるが、長時間の滞在が認められた場所においては、換気をし、患者周囲の高頻度接触部位などはアルコールあるいは 0.05%の次亜塩素酸ナトリウムによる清拭で高頻度接触面や物品等の消毒の励行が望ましい。」と国立感染症研究所より指針がでています。防護服は不要との指針が国立感染症研究所から出ていますが、消毒の際に手袋とマスクを装着することが望ましいと考えられます。

今回の新型コロナウイルスの物体での残存時間は2日~最長で9日間程度とされています。感染が確定された場合、感染者の周囲の消毒/清拭は適切に実施してください。

前述(予防法の項)のように、消毒用アルコールが品薄状態が続いているため、手洗いができない環境下に優先して消毒用アルコールを設置し、手指衛生・衛生状態の向上を図ることが有用と考えられます。酒屋などで転用可能なアルコール販売をしているところもありますので活用してください。なお、塩化ベンザルコニウムについては、有効性の報告はありません。

また、次亜塩素酸ナトリウムは肌や粘膜につくと有害であり、ヒトに対して噴霧することは避けてください(あくまでも対物用に用います)。一部に悪徳な製品があるので注意してください。次亜塩素酸ナトリウムが肌についた場合は、速やかに大量の水で洗い流して、赤みが強い・痛みがある場合は医療機関へ受診してください。
 

Q.治療は?特効薬はあるの?

特効薬(抗ウイルス薬)はないため、対症療法(咳止め、解熱鎮痛薬など)が中心となります。肺炎を合併した場合は抗生物質など、適切な治療を行います。新型コロナウイルスと確定診断後の対応については保健所及び検査機関の指示にしたがってください。
アビガン、レムデシビルなどについては各種治験や臨床報告待ちですが、一部報道に惑わされず厚労省や内閣府、国立感染症研究所の発表を踏まえて判断をお願いします。なお、現状では当院ではまだいずれも処方・使用はできません(レムデシビル・フサンはいずれも静脈投与のみ)。
また、呼吸抑制があり人工呼吸器等が必要な場合については、早期のデキサメタゾン(ステロイド)投与が有用である報告がされています。

なお、イブブルフェンとコロナウイルスの関連について、現在十分なエビデンスはありません。

<重要>
BCGについては効果があるかは不確定であり、また、本来結核等の感染・死亡率を下げるために接種が本来必要な乳幼児への接種を優先して頂くよう、お願いいたします。当院では自費診療での接種はしておりません。

 

Q.旅行(海外渡航)を予定していたんだけど、どうしたらいいのかわからない

務省の海外安全ホームページを事前に確認し、慎重に判断してください。

〇海外安全情報
https://www.anzen.mofa.go.jp/

2020年8月26日現在、多数の国に対して出入国管理及び難民認定法に基づき上陸拒否が行われています随時追加)。欧米・中韓・東南アジア等多数の国が含まれていますので、渡航をやむを得ず予定する場合は必ず確認してください。また感染症危険情報レベルについても当該地域はレベル3(渡航は止めてください。(渡航中止勧告))が増加傾向(現在146か国)で、他の全世界にレベル2(不要不急の渡航はやめてください)が発令されています。
当該国・地域の制限状況の詳細は外務省ホームページ(URL)を参照してください。
感染が落ち着いてきている国については、今後、段階的に解除の見込みです(当面はビジネス目的等)。
海外地域によっては、出国前○○時間以内のPCRや抗体検査の陰性証明書や、提示の上で再度の検査を現地で行うなどの対応をとっている地域があります。詳細は当該国のHP・大使館情報等を参照ください。


やむなき渡航の場合、たびレジの登録を推奨します。渡航前より随時安全情報が配信される他、渡航中も随時情報が入る他、帰国後は自動的に登録が解除されるため、非常に便利です。詳細はリンク先を参照ください。

 

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