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熱中症予防・対策について

2020/8/5

暑い時期となり、脱水や熱中症のリスクが非常に高まっています暑さ指数(WBGT)も連日厳重注意以上が続いており、感染防止と併せて注意が必要です。
マスクをしていると皮膚からの放熱が減り汗をかきやすい、水分摂取の機会が減って脱水がいつのまにか進行しているなど、熱中症リスクが高まるため、例年より注意が必要です
感染対策をしつつ、人と2m離れているところではマスクを外すなど、適切な対応をしましょう。
*参考:厚労省 熱中症対策リーフレット

○熱中症とは
高温環境下で、汗や皮膚温度調節による体内の調整機能が破綻し、体内に熱がたまることによって発症する障害の総称です。屋外だけではなく、近年は屋内でも多く発生しています。
*高齢者の熱中症の半数は屋内(自宅)で発症しています。

○どういうときに熱中症になるの?

熱中症を引き起こす条件は、①環境条件 ②身体条件 ③行動条件 の3つが関連しています。具体的には、以下の場合に注意が必要です。
①環境条件:気温が高い、湿度が高い、風が弱い、換気がない・エアコンがない部屋など

②身体条件:高齢者、子供肥満糖尿病、高血圧、心臓病の既往下痢・嘔吐などの脱水症状、寝不足・二日酔い等の体調不良など
③行動条件:激しい運動(特に走る運動)、慣れない運動、長時間の屋外作業、水分摂取が困難な状況
これらの条件で体内に熱がたまり排出されなくなった結果、熱中症の諸症状を発症します。
天気による環境条件については、暑さ指数(
WBGT)も参照してください
全国の暑さ指数予報は
こちら

○熱中症の症状は?
程度により様々ですが、初期は脳への血流が一時的に不足することによる立ちくらみ(熱失神)、ナトリウム(塩分)不足による筋肉痛やこむらがえり、手足のしびれなどから始まります。程度が進行すると、頭痛や吐き気・だるさ・軽度の意識障害(熱疲労)、さらに進行すると応答がおかしいといった意識障害の進行やけいれん、脱力、最終的には肝臓や腎臓の障害にいたります。早期の発見・対処が重要で、頭痛やだるさが強い、応答がおかしいといった場合は速やかな受診・救急車の手配を行ってください。
特に高齢者や子供は症状を訴えにくいので注意が必要です

熱中症の予防方法・対処方法は?
涼しい服装、換気を定期的にしつつ涼しくした屋内、適度な日陰などでの休憩(暑い日の運動は30分毎に休憩を!)、こまめな水分補給などを行うようにしましょう。
上記の症状がある場合、脱衣や涼しい場所への避難、冷たい
水分(水もしくはスポーツドリンク)を与えます。冷たい水分は速やかに胃から小腸へ移行して吸収され、脱水予防の他、からだの熱を下げるため重要です。汗をたくさんかいていた場合は水分に併せて塩分の補給も必要となるため、0.1~0.2%程度の食塩水(1ℓの水に1~2 gの食塩)だとさらによいでしょう。
水を飲めない、意識がはっきりしない場合は、病院受診、周囲にない場合は救急車を呼ぶ判断も大切です。

○熱中症とマスクについて
2020年8月現在、新型コロナウイルス感染症の流行のため、3密回避のためマスクの着用が励行されています。しかし、マスク着用により熱がこもる、汗をかきやすくなる、水分摂取機会が減るなどの問題もあり、厚労省から注意喚起がでています。
熱中症予防の観点からマスクをしない、ということではなく、2m以上人と離れたところなど、周囲に人がおらず人や飛沫との接触リスクが乏しい場合は外すなど、状況に応じて感染防御と熱中症対策をすることが重要です。

環境省 熱中症予防情報サイト URL

 

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